「錬」錬成のコツ

錬成のコツ

「錬」

「錬」会員の生徒さんに向けた、
錬成のコツのご案内です。

漢字 楷書・行書・草書

  • 錬漢字の楷書・行書・草書の3部門はいずれも級によってそれぞれ課題が異なります。自分の最新級を確認の上お手本をダウンロードしましょう。
  • 3部門共にはじめての出品は新級の課題に取り組みます。出品月に関わらず共通で「永」
  • 一級から十級までの課題は2ヶ月ごとに変わります。
  • 課題作品に記名必須

記名の注意事項

  • 氏名も審査対象です。半紙左側にバランスよく丁寧に書きましょう
  • 姓+名、姓+雅号、もしくは名(雅号)+書
    例: 山田花子 もしくは 花子書
  • 楷書・行書・草書課題それぞれに同書体で記名しても構いませんし、各課題書体と合わせなくても構いません。
  • 教室名、級は記入不要です
    ※教室、郵送での出品時は裏面右下に「教室名・氏名」を鉛筆で記入

仮名

  • 錬仮名課題は級によってそれぞれ課題が異なります。自分の最新級を確認の上お手本をダウンロードしましょう。
  • はじめての出品は新級の課題に取り組みます。出品月に関わらず共通です
  • 半紙の縦向き・横向きは各級参考手本通りで書きましょう
  • 一級から十級までの課題は2ヶ月ごとに変わります。
  • 八級から十級の課題は漢字仮名交じりの書(調和体)
  • 課題作品への名前、教室名、級の記入は不要です。但し、教室、郵送での出品時は裏面右下に「教室名・氏名」を鉛筆で記入

仮名を書くときの注意事項

  • 出来るだけ墨をすって書きましょう。墨液を使う場合は少し水で薄めましょう。
  • 墨つぎは基本1首で1ヶ所です。
  • 徐々に墨が減ってきてカスレがしっかり出るように、墨量を調整して下さい(墨のつけ過ぎ注意!!)
  • 墨が続きにくかったり渇筆がガサガサしてしまう場合は、仮名用の半紙(改良半紙)を使ってみるのもいいでしょう。
  • 改行箇所や構成、漢字かな変換、変体仮名の使用は基本自由です ※初めて仮名部門に取り組む際は「新級」の出品課題の前に「仮名の基本1〜3」を練習することをお勧めします。

漢字仮名交じりの書(八~十級)を書くときの注意事項

  • 改行箇所や構成は自由です。
  • 漢字かな変換は不可です。活字のままで書いて下さい
  • 雰囲気が出にくい場合は筆や紙、墨の濃さなどを変えてみるのも1つの方法です。

ペン字

  • 錬ペン字課題は2種類
    新級~六級用
    七級~十級用
  • 級によって課題が異なりますので、最新級確認の上お手本をダウンロードしましょう。
  • 課題は2ヶ月ごとに変わります。

【用紙】
縦書き15行便箋であれば何でも可
※セミB5版を推奨します
【筆記具】
黒インクのペンであれば何でも可

最終行(氏名等)を書くときの注意事項

・お手本の最終行はサンプルです。お手本通りではなく、各自の情報を記して下さい。
〔教室名〕 所属の教室名を記入(上野、大阪など)
※オンライン受講のみの方は、教室名が「雪月花」となります。
〔級〕 各自の最新級を記入
※初めての出品時は「新級」と記して下さい
〔氏名〕 バランスよく配字しましょう

その他の注意事項

  • 書体は各級ごとで指定通りに
  • 漢字かな変換、変体仮名の使用は不可
  • 書き始めの行の位置、行間、改行もお手本と同様に書きましょう

篆刻

  • 錬篆刻の既定課題は全級統一です
  • 規定課題は2ヶ月ごとに変わります。
  • 規定課題もしくは自由課題のいずれか1点出品することができます。

【規定課題】

  • 課題の印文を刻して下さい
  • 印稿例は参考です、サイズ、形、朱文・白文等いずれも自由に刻しましょう。
  • 印稿例をそのまま使って刻しても構いません。

【自由課題】

  • 自由に印文を選んで出品出来ます。但し、自分の姓名印と雅号印は不可です。
  • 該当月以外の規定課題印も自由課題扱いとします
    例:2・3月規定課題を刻し始めたが仕上がらず3月未出品→5月に自由課題として出品

印稿を作成するときの注意事項

  • 2文字以上の印文の場合は、全ての文字を同じ種類から選ぶようにしましょう     
    例:1文字目を「印篆」から選んだら2文字目も「印篆」から選んで組み合わせる
  • 朱文(押印したとき文字が朱色)は外枠を忘れずに。
  • 篆書は基本右上がりしません。横画は水平に、分間(線と線の隙間)は極力均一に。

出品時の注意事項

  • 印箋に押印し、半紙1/2サイズの真中に貼ります。
  • 半紙右下に「教室名・氏名、規定or自由(自由課題の場合は刻した印文)」を鉛筆で記入。
  • 押し方も大切です、丁寧に押印しましょう
  • 押印部分が擦れたり汚れたりしないよう、半紙に挟んで提出することをお勧めします。